フリーランスがもらえる出産に関する手当

会社員の頃と比べると保障が少ないとは言うけど、もらえる手当があるんだろうか・・・

とお金の面で不安になることが多いですよね。

私も実際妊娠した当事者として、調べましたのでまとめたものを記事にします。

フリーランスで国民健康保険に加入した方を対象としています。

参考になれば幸いです。

もらえる手当

出産育児一時金

出産にかかる費用負担軽減のため、出産時に1人あたり42万円が支給されます。

支給方法には、3通りあります。医療機関によって制度が使えるかが異なります。

直接支払制度

お住まいの市区町村から、直接医療機関に42万円が支払われます。

そのため、病院の窓口で42万円が引かれた差額を自己負担として支払います。

受取代理制度

直接支払制度の導入による負担が大きい小規模施設等で、受取代理制度というものがあります。

出産育児一時金の請求を行う際、出産する医療機関等にその受け取りを委任することにより、医療機関等へ直接出産育児一時金が支給される制度です。

直接支払制度も受取代理制度も利用しない

窓口で全額支払い、後ほど出産育児一時金を請求する方法です。

私の出産予定の医療機関では、「直接支払制度」が利用できました。

児童手当

3歳未満は一人当たり月に15,000円支給されます。

おそらく、出生届と一緒に申請するのではないかと思います。

東京都限定「赤ちゃんファースト」

東京都在住の方限定ですが、コロナ禍の支援で育児用品などが新生児1人当たり10万円相当もらえる事業が実施されています。(令和5年3月31日までに出産した方)

東京都の制度が手厚いので羨ましいです・・・

お住まいの自治体によっては、子育て支援事業のひとつとして、似たようなサービスがあるかもしれませんので、自治体のHPは要チェックですね!

もらえない手当

出産手当金

出産手当金は、会社の健康保険からもらえる手当です。

出産のため仕事を休み、その間に給与の支払いを受けなかった場合は、出産日以前42日から出産の翌日以後56日目までの範囲内で、会社を休んだ期間を対象として出産手当金が支給されます。

給料の3分の2の手当が支給されます。

フリーランスは、基本的にはもらえません。

ただし、退職前に雇用期間が1年以上あり、退職後6ヶ月以内に出産した方は、支給要件を満たしている場合があります。

加入されていた健康保険組合に連絡して確認しましょう。

育児休業手当金

育児休業手当金は、雇用保険への加入者が対象です。

子供が1歳になる誕生日の前日まで、給料額から計算される規定額が支給されます。(こちらも給料の3分の2程度)

保育園に入れないなど止むを得ない場合は、2歳で延長することできます。

フリーランスは、雇用保険に加入していないため支給されません。

まとめ

やはり、会社員の出産・育児に関する手当は手厚いですね。

フリーランスには、給料に関する保障はありません。

ですが、うまくやりくりすれば、税金面を抑えることが出来るため、

フリーランスで収入が多くなるなら、どちらがいいのか、検討する余地はあると思います。

国保でも出産期間に国民年金の支払いを免除することが出来たりしますので、

次回はフリーランスで出産を控えている人向けに、どのような手続きをしておいた方がよいか記事にします。

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