フリーランスエンジニア歴3年のRikaです。
フリーランスエンジニアになってから、結婚・そして妊娠(5ヶ月目)しました。
会社員の人にとってフリーランスで出産・育児は実際どうなのか
気になるところですよね。
私自身、出産・育児はまだこれからなので、未知の部分もありますが
それも含めて働き方の実態やお金の面でのフリーランスの現実をお伝えできればと思います。
まず初回の記事は、会社に雇用されてエンジニアだった私が、フリーランスになった理由を書きたいと思います。
会社員時代の不満
エンジニアで働いている皆さんは、自分の単価をご存知ですか?
私は、もともとSESの会社に勤めていました。
SES会社で得られる経験はとても大きなものだったので後悔はしていないのですが、
ある日、現場の上司(幹部)に言われました。
「Rikaさん自分の単価がいくらか知ってる?」
「いえ、知らないです」
その後、単価を教えてもらったのですが、その金額の予想以上の高さに驚きました。
それと同時に、今の自分の給料との差に愕然としました。
会社からは単価の8割があなたの給料額です、と聞いていたのですが
到底満たない金額でした。
もちろんボーナスもなかったため、今後会社に在籍し続けることに不安を感じ始めました。
こちらも給料に関することですが、なかなか評価してもらうことが難しく、
本当か冗談かわかりませんが、
- 資格を取得して、交渉
- 会社に貢献することを個人(またはチーム)で行う
というのが昇給のポイントだと聞いていました。
そのため、休日はもっぱら社内開発の日々。
会社の勤怠システムや社員のための有用なシステムを開発したりしていました。
もちろん勉強にもなりましたが、それでも昇給は叶いませんでした。
こちらは会社によると思いますが、社員旅行や帰社日や毎週のミートアップなどのイベントが設けられている会社でした。
入社当時は親睦を深めるために参加していましたが、イベントごとが増えるにつれ、しんどくなりました泣
毎週末に勉強会があり、最初は大変ありがたかったのですが、
勉強会が社内開発の時間となり、求められるノルマがきつくなると、だんだんと参加したいという気持ちがなくなってしまいました。
結婚も考え始めていたころだったので、休日の過ごし方も変えたいと思い始めていました。
フリーランスになったらの話
それでも、当時フリーランスになる気は全くなかったのですが、
たまたまフリーランスの方とご縁があり、いろいろお話を聞くことが出来ました。
そのうちに、「単価査定してみない?」と提案していただき、
今のスキルで、フリーランスになったらもらえる単価をいわゆるエージェント会社に査定していただきました。
スキルにはあまり自信がありませんでしたが、
単価を聞いて、給料の3倍近くになっていたので、フリーランスも視野にいれるようになりました。
自営業は、会社に雇用されていないので、一般的には国民健康保険に加入しますね。
ただ、現在は個人事業主に対して、社会保険に入れるケースもあるんです。
社会保険に入れると何が良いのか?というところですが、
厚生年金を払っているため、将来もらえる年金が増えます。
会社員時代、当たり前のように支払っていた厚生年金は、国保にはないので、会社員の特権です。
個人事業主でも入れる社会保険があると教えてもらったことは、ひとつの安心したポイントでした。
会社員は、給料から税金が引かれているので、あまり意識しないと思うのですが、
改めて給与明細を見てみてください。
思ったよりも引かれています。
1ヶ月だと大したことないかもしれませんが、1年間で×12ヶ月分引かれていると思ったら大した金額ではないでしょうか?
個人事業主は、税金面で優遇されていると思います。
要件を満たせば「青色申告特別控除」という65万円の税金控除が受けられるからです。
これについては今後説明できればと思いますが、
その他にも、業務にかかった費用を経費として計上することが出来ます。
PC購入費用や、リモートの方は家賃の一部など、必要経費であれば計上することが可能です。
確定申告をしなければいけないというところは、最初は難易度が高いですが、
税金やお金の勉強として必要な知識(簿記など)も身に付くという利点があります!
フリーランスとしてのメリットのひとつではないでしょうか?
もちろんその間のお金は発生しませんが、
いろいろな事情があり、ずっと働くのが難しい私にとってはピッタリでした。
実際に、結婚式の準備のために3ヶ月ほどお休みしましたが、
結果的にとても満足のいく結婚式を挙げることが出来ました。
自由がきく部分は女性に限らず、男性でも欲しい方はいるのではないでしょうか。
まとめ
私がフリーランスになった理由について簡単に書きました。
- 単価に見合わない給料
- 昇給が見込めないこと
- イベントや勉強会が辛かったこと
- フリーランスでの収入額を知れた
- フリーランスでも社会保険に加入できる
- フリーランスなら会社員より税金がお得になる
- フリーランスなら自由な働き方が出来る
フリーランスのメリットデメリットの具体的な説明は、次回記事にしたいと思います。