よく、自営業の方が支払い時に領収証をもらったり、「経費で落とすよ」と言っているのを聞いたことありませんか?
会社員からすると経費?なんで自営業の人は経費経費って言うんだろう・・・
って不思議に思いますよね。
経費とは、「収入を得るために事業でかかった費用」のことを言います。
例えば、エンジニアでいうと、PCやPCをインターネット接続する通信費などは仕事をする上で必要ですよね?
このような事業収入を得るためにかかった費用のことを経費と言い、「経費で落とす」とは経費に計上することを言います。
経費に計上するとなにがいいのか
会社員の方は普段意識していないかもしれませんが、私たちはもらった給料に対して税金を払っています。
もちろん自営業(個人事業主)も払っていて、事業収入からいくら利益が出たかによって税金を納めています。
その計算をして税金額を確定するために確定申告をしますね。
事業収入の中にはもちろん、収入を得るために道具を揃えたり、工事等するケースがあると思います。そういうものを経費として計上して、利益には含めないようにします。
これを計上しないと、経費でかかった利益でない部分も税金の支払い分に計算されてしまいます。
経費になるもの
経費には、なんでも計上出来るわけではありません。
一般的には、仕事でかかった費用のものを言います。ここでは私の例をもとに、こんなものも経費に出来るんだよという紹介をしたいと思います。
仕事で携帯電話は連絡手段として必須ですよね。こちらは通信費として経費に出来ます。
仕事用の携帯であれば全額、プライベートと併用の場合は、費用按分(何割かを計上)します。
音楽で聴くイヤホンは仕事の用途によると思いますが、例えばリモートの仕事が増えている中、テレビ会議などでマイク付きイヤホンは必須ですよね。こちらも仕事で使うものなので計上できます。
リモートで業務を行う方にとって仕事場は自宅になりますよね。その場合は、家賃も計上することができます。水道や電気なども仕事上使うと思いますので、計上出来ます。
自宅兼事務所の場合は費用按分します。
仕事に必要な本を購入した際はもちろん、電子書籍でも経費として計上可能です。勉強のために、経費を使ってどんどん本を購入したいですね!
フリーランスは、もちろん通勤費のようなものはもらえませんので、仕事でかかった場合は計上できます。
こちらも仕事で使う場合は、計上できます。
PC周辺機器とは、キーボードやマウス、仕事の環境を整えるデスクや椅子なども含まれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
業種にもよるかもしれませんが、仕事に必要なものでもいろいろなものが経費に出来ることがわかったかと思います。
収入保障がない分、経費の計上について勉強して、少しでも快適なフリーランス生活を送りましょう!